武蔵野の面影を残す青柳段丘上に位置する滝乃川学園。園内は緑豊かな自然環境が大切に守られ、 学園が運営する各種施設や歴史的建造物があります。地域に門戸を開いており、どなたでも散策していただけます。(生活空間を除きます)
滝乃川学園には、点在した低層の施設などを囲うように、緑豊かな草花や木々が存在します。地域へ溶け込めるよう開かれた環境を守り続けてきた園内は、地域のどなたでも散策することができます。
石井亮一・筆子記念館
1928(昭和3)年に竣工し、校舎として使われていました。2002(平成14)年の文化財指定をきっかけに、多くの支援者の力添えのもと大規模な修復工事を行い、2009年に記念館として再びよみがえりました。
天使のピアノ
石井筆子が愛用した、日本に現存する最古のアップライトピアノです。1885(明治18)年頃に横浜の『デーリング商会』が製造販売したもので、2003(平成15)年には国立市の登録文化財に指定されました。
ガーデンプロジェクト
聖三一礼拝堂の前に広がるコミュニティガーデン。花やハーブの庭、小さな畑にベリーの小道、ゆったり過ごせる芝生の広場などがあり、月1回の「ゆるゆるお手入れ活動」は、どなたでも参加いただけます。
矢川
滝乃川学園の園内の中央を南北に流れ、府中用水と合流する穏やかな川です。「児童の為に空気よろしく、水清くこの上なく思はれる」(筆子の手記より)として、昭和初期から学園と共に歩んでいます。